主人公・ゆかり・順平

主人公:オルフェウス(オルペウス)

ギリシャ神話に描かれている吟遊詩人。
トラキア王オイアグロスと、カリオペの息子(父親はアポロンという説もある)
竪琴を持つ若者として描かれ、その技術は非常に巧みで、人間を誘惑し殺してしまう海の魔物セイレーンの歌をかき消すほど。

毒蛇にかまれて死んでしまい、冥界に落ちた妻のエウリュディケを連れ戻そうとした時も、冥界の王ハデスさえその竪琴に魅了され、「冥界から出るまでの間後ろを振り返ってはいけない」という条件付きで彼の願いを聞いてしまった。

しかし、オルフェウスは冥界から抜け出す直前に妻がいる後ろを振り返ってしまい、永遠に別れることとなる。
その後は女性を一切受け付けなくなり、このことで反感を買って首を落とされ殺されてしまう。

岳羽ゆかり:イオ

ギリシャ神話に描かれているゼウスの妃ヘラの女官。ゼウスの寵愛を受けた。
しかし、それがヘラの嫉妬を買い牝牛にさせられてしまった。もしくはヘラの嫉妬から逃れる為にゼウスが牝牛に変えたともされる。

どちらにせよ、ゼウスの寵愛をうけるイオに嫉妬したヘラは、イオの耳元にアブを送り込み、彼女は安息がないままに地上をさ迷い続け、挙句に幽閉されてしまう。ゼウスの命を受けたヘルメスによって幽閉から解放された後も、アブは彼女に付きまとい続けたが、最終的にエジプトで人間の姿に戻ったとされている。

イオが姿を変えられたのは「牝牛」ですが、ゆかりのペルソナの姿に描かれているのは角の生えた「雄牛」…これはイオと同一視されているエウロペをゼウスが雄牛になってさらったことと関係しているんですかね?
また、順平のペルソナの元となっているヘルメスに助けられたという関係性も面白いです。

伊織順平:ヘルメス

ギリシャ神話に描かれている青年神。
旅人、街道、道標を見守り、幸運と富をもたらす。商人・盗賊・雄弁さ・体育技能の神であり、また、神々の伝令役を務め、ゼウスの忠実な部下でもある。
羽の生えた帽子と靴(サンダル)を身につけ、ケリュケイオンという杖を携えている。
この杖には人の眠りを操る力があり、眠り、夢の神ともいわれ、また、眠りを操れることから死者、特に英雄の魂を冥界に導く死神としての一面も持っている。

生まれた直後にアポロンの牛を盗み、その腱を使って作ったのが竪琴の始まりといわれ、その音色に惚れこんだアポロンが、竪琴を譲り受けるかわりに牛を盗んだことを許したという。

強かな一面も持ち合わせ、口もうまいっていう辺りが順平にぴったりかとw
彼のペルソナが鳥のように羽のデザインが使われているのは、ヘルメスが身につけていた帽子と靴のイメージなんですね。