アイギス・メティス

「機械の乙女」な彼女達はペルソナだけでなく、自身の名前の由来もはっきりしています。
ここではそれもあわせてご紹介します。

アイギス

ギリシャ神話の女神、アテナが身につけていた防具。
ゼウスが与えたもので、盾といわれている(が、肩当などという説もあり)
磨きぬかれた鏡のようで、ペルセウスのメデューサ討伐に役立った。

その後アテナはメデューサの首をペルセウスから献上され、その首をアイギスにはめ込み、見たものを石に変えてしまう「無敵の盾」をつくりあげた。

アイギスのペルソナ:パラディオン

アテナが誤って殺してしまった親友パラスを悼み、彼女に似せて作った木像。
右手に槍、左手に糸巻きを持っている。

この事件以来、アテナは「パラス・アテナ」と名乗るようになったことで、このパラディオンもアテナの武装した像とされる。この像はその後トロイアという国に安置され国に幸運をもたらし、「この像がある限り国が落ちることはない」とされていたが、トロイア戦争の末期に奪われ、国は滅んでしまう。

アイギスは自身だけでなくペルソナも「戦いの女神」であるアテナに関連しています。
ただし、あくまで関連した「品」であって「アテナ」じゃないというところがミソ。彼女が「機械の乙女」であることの現れでしょうか?

メティス

ギリシャ神話に登場する「思慮」を司る女神。
ゼウスが父クロノスに飲み込まれた兄達を救う手助けをした後に最初の妻となった(強引に妻にさせられたという説もある)
その後ゼウスの子を身ごもったが、「もし生まれてくる子供が男ならば父を殺すであろう」という予言を恐れたゼウスによって食べられてしまう。

しかしゼウスの腹の中で子供は育ち、やがて頭へと移動した。ゼウスが激しい頭痛に耐えられなくなって自らの頭をかち割らせたところ、武装したアテナが生まれたという。
アテナが生まれた後、メティスはゼウスの体内から善悪を予言するようになったという。このことから「助言」の神とも言われる。

メティスのペルソナ:プシュケイ(プシュケ)

ギリシャ神話に登場する美しい王女。
その美しさに嫉妬した美の女神アフロディテの策略を手伝おうとした愛の神エロスが彼女に心を奪われ、「顔を見ない」という約束を彼女にさせて結婚する。

だが幸せに暮らすプシュケを妬んだ姉達に唆され、ある夜ついに彼女は自分の夫の顔を見てしまい、エロスは彼女の元から去っていってしまった。
その後プシュケはアフロディテの試練をやり遂げることでエロスの心を取り戻すと、ゼウスとアフロディテの許しを得て神となった。

こうした経緯から、プシュケは恋人に「相手を信じる心」をささやくといわれ、その名は「心」という意味を持つ。
また、試練の中で生きたまま冥界に赴き、無事に戻ったということで「魂」という意味ももつようになった。

彼女もやはりアテナ関連の名前です。関連というかお母さんですね。しかしペルソナの方は無関係。どちらかというと「心」とか「魂」っていう意味に重点がおかれているようです。
プシュケは神になった時に蝶の羽を与えられているので、彼女のペルソナにもそれらしきデザインがされているんですね。